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https://news.yahoo.co.jp/articles/0a76ed1f67eb6d738e0158b77cd2bb9a610e3325
今や新車の99%がAT車だと言われる日本。逆にMT車に乗っている人が珍しがられることも多くなった。
いっぽう欧州ではいまだにMTが根強いようだが、よくよく考えれば日本にも、MTが多数派だった時代があったはずだ。
それが、いつのまに「MT嫌い」になってしまったのだろうか?
日本人は間違いなくMTが嫌いである。
自販連のデータによると、2019年に販売された新車に占めるAT率は98.6%。これは、データが確認できるすべての国の中で最も高い数字だ。
日本に続いてAT率が高い国はアメリカで、2017年のデータで97%となっている。しかしアメリカはAT発祥の地であり、もともとAT帝国だった。
そのアメリカより、日本はAT率が高いのだから恐れ入る。
AT率は世界の中でも日米が突出して高く、それに続くのが東南アジアや中東、そしてオーストラリアだ。
意外なことに中国ではまだMT車が売れていて、AT率は半数に達していない。これは、中国の民族系メーカーが作る安価なクルマの多くがMTであることが主な原因だ。
自動車発祥の地・欧州でも、AT率はじわじわ上昇中だが、2010年の段階で17%。最近のデータは不明だが、まだ圧倒的にMTのほうがメジャーだ。
欧州では、AT車が基本的に高級車に限られるので、お金持ちの多い国ほどAT率が高く、主要国の中ではドイツが約3割でトップ。しかしそれでも7割がMTなのだ!
その背景には、「ATはダサイ」という、日本ではカーマニアだけが持つ固定観念が、まだ広く浸透している事実がある。
国産車に初めてATが導入されたのは、1959年のトヨグライドで、1960年代から多くのモデルにATが用意されたが、1977年の段階でもまだ少数派だったのだ。
1970年代、多くの日本人はまだAT車に接したことはなく、1980年代から急速に普及したと考えられる。
当初はどこか「ヘタクソ用」というニュアンスも存在したが、1977年、我が家の日産 ローレルに乗った人たちは、揃って「最新技術!」と恐れ入っていたので、そのようにポジティブに捉える人も少なくなかっただろう。
では、日本でAT率がどのように推移したかを見てみよう。
■日本におけるAT比率の推移
1985年/48.8%
1990年/72.5%
1995年/80.8%
2000年/91.2%
2005年/96.6%
2010年/98.3%
2015年/98.4%
2019年/98.6%
(日本自動車販売協会連合データより)
■道路環境もMT比率激減の要因
ATは1980年代、半数を超え7割にまで大増殖し、1990年代に9割を超えた。
近年は98%台で頭打ち状態だが、もはや極限の数字と言える。20世紀中はまだ、MT派には「MTのほうが速いし、燃費もいい」という拠り所があった。
ところが21世紀に入るとその差がどんどん縮まり、ついには速さでも燃費でもATがMTを上回ってしまった。その時点でMT派の拠り所は趣味性のみになり、一種の変わり者扱いへと転落したのである。
では、日本人が世界一のMT嫌いになったのは、なぜなのか?
理由のひとつは、日本人の意識の変化だ。
バブル期までは、クルマは豊かさの象徴だったから、MTには自慢や見栄(≒モテ)の一手段としての価値があったが、現在クルマは白物家電化し、運転はラクなほどいいものになった。
一部のクルマ好きにとっても、ATのほうが性能がいいという事実が重くのしかかる。
もうひとつの理由は、日本の道路環境にある。
日本は道路整備を後回しにし、戦後モータリゼーションの波が到来すると、どこへ行っても渋滞だらけになった。
現在はかなり緩和されたが、人口密度の高さや警察の「止めてナンボ」の発想もあって、一般道はどこへ行っても信号だらけ。MTで楽しく気持ちよく走れる道路は非常に限られる。
いっぽう欧州では、大都市内はさすがに混んでいるが、一歩郊外に出ればそこはドライバーのパラダイス。信じられないほど運転が楽しい。
郊外ではラウンドアバウト(信号のない円形交差点)がほとんどなので、停止する機会は非常に少ない。
MTの操作は「楽しい軽スポーツ」そのもので、これを拒絶してAT車に乗る者の気が知れない。
EVでマニュアル操作するんかなw
うける
確かにATからEVより違和感が半端ないわな
ATは乗りにくいと文句言ってる
人や荷物を積載する車両は、負荷が変動するからそうかもね。
都バスじゃないけど同業
ふそうはいいけどエルガの安物トルコンは
変なところでショックがあるから乗りたくないんだけど
今や7割がこいつになってしまったから諦めるしかない
急発進でもないのにアラームがピーピー鳴ってキレそうになる
>>1
>自動車発祥の地・欧州でも、AT率はじわじわ上昇中だが、2010年の段階で17%。最近のデータは不明だが、まだ圧倒的にMTのほうがメジャーだ。
10年以上前のデータだけあげてミスリードって言うより詐欺だな
しかも、これはCVTとかトルコン以外をATに入れない数字くさい??
今はヨーロッパの国でも新車販売でMTが5割を切ってる所が多いぞ
だいたいあと100年もすれば手動運転ダサいって言われる時代が来るに決まっとる。
おっさん連中の、車好きならMTだろとか言うのも、もういい加減にしてほしい
・レースもAT
・プロが乗ってもATの方が速い
・高級車もAT、フェラーリにいたってはMTは無い
・一般車もAT
・社用車すらATになってきた
こんな世界に生まれ育って、なぜ車好はMTって思考になれようか・・・
でも乗れないのは拙いな
2030年代には「MT化」に変更されるんじゃね?
真面目に業界上げて殺しにかかってる機構なんだからな
まだMT好きが多いからしゃーなし
最近、MTターボとか糞プレミア付いててビビる
R32のタイプMとか10年前は50万以下で投げ売りされてたのに、今は100万以上するだろ
R32GTRですら150万位で買えた頃あったしな
GT-R系はいつの間に中古車が1000万円超えてるよねw
別にいつもはオートマでもいいと思う
マニュアルにも楽しさがあるので、乗れた方がいいよ
ホンダがフィットRSハイブリッドを作っていた。
CR-ZのハイブリッドのMTがそれだろ 燃費は知らない
>>5
そういうのもうあるよ
2ペダルのMTでハイブリッドなんて
別にクラッチが必要無いなら構わないよ
要は仕組みだけだし
例えばアルファロメオの156はMTがアイシン製だから壊れづらいけどセレスピード(AT)は壊れやすい
今更MT乗りたくもない
アクセルベタ踏みはなくなるわな
MT運転できないと
軽トラの運転ができないことになる
それは田舎では非常に困る
仕事にならん
90年代は、MT車結構あった
軽自動車はダサイイメージだった
日本が貧しくなった結果、
車に走りを楽しむ余裕がなくなり
必要最低限を求めた結果がATと軽自動車だ
欧州でのMT好きの理由はの一つはATより安いからってのもあるんだよ
>>68
趣味の多様化ってのもある、ドライブが趣味なんてやつは俺の周りでももう絶滅危惧種だわ
その割には、ファミリーカーには金かけてたりな
その90年代のAT車に慣れて育った者故に、
ATをダサく感じないんだろうなぁ。
むしろ90年代はMT車しか乗らなかった
それでも30年前、すでにダサいのなんの言うこと自体がダサい
リーゼントの長さいまだに競ってるようなもんだよ
むしろ自動ではなくマニュアルでドライブするのが好きだったって言うと懐古厨とか爺扱いになるんだろう
普通に左手でスマホいじりながら余裕で運転出来るよ
要は慣れだよ慣れ
運転中のスマホだめ絶対
次の信号まである程度距離がありゃいいが…
北海道の田舎なんかじゃ楽しく乗れるかもしれない
欧州車はトルコンがクソクソでぶっ壊れ易かったからATを嫌ってるんだよな
ドイツ車がダメなんだから後のヤツらはお察し・・・かくして、未だに面倒なMTだらけなんだよ
やはり今は燃費は問題にならないし
渋滞での楽チンさがATを増えた理由でしょ
最大の理由はAT限定免許の誕生のせいだが
メリットもそんなに無いし
引用元: ・【自動車】「AT率99%で世界一!」日本人はいつからMT嫌いになったのか? 欧州では圧倒的にMT「ATはダサイ」 ★8 [鬼瓦権蔵★]
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